「転ばぬ先のテクニカル」~個別銘柄調整か

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

先週の東京市場は96円高と反発しました。週足は8円の陽線形成とほぼ十字足。NYダウが史上最高値を視野にいれてきている割に、日経平均は上値が重い印象です。個別物色は旺盛で中・小型株は活況に推移しました。しかし、出来高は20億株にほど遠く、売買代金も2兆円ソコソコです。5月の出来高平均は先週末段階で19億4700万株、売買代金平均は2兆5000億円です。

先週は明らかにボリュームが低下してきており、5月第3週の外国人投資家の買い越し額が急減したことから、先週は売り越しに転じているかもしれません。先週木曜日以降は値下がり銘柄の数が異様に増加してきました。騰落レシオは24日の164.60%をピークに週末には142.10%に落ちてきました。今週は個別銘柄が調整色を強める可能性が高くなってきており、注意が必要な週ではないでしょうか。

日々勇太朗

 

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

 

 

上の原稿が新聞用で長ければ月曜日のネット用に使っていただき、

新聞用には以下の原稿にしてください。

 

先週の東京市場は96円高と反発しました。週足は8円の陽線形成とほぼ十字足。NYダウが史上最高値を視野に入れてきている割に、日経平均は上値が重い印象です。個別株物色は旺盛で、中・小型株は活況に推移しました。しかしそれも翳りが見え始めました。先週水曜日には任天堂が売買代金不動のトップに君臨してきた日経レバレッジETFを抜きました。

しかしその後は週末に向け全体に値下がり銘柄が増加傾向となってのクロージング。騰落レシオは164%でピークアウトしたようです。ここで大型株にバトンタッチできるかどうかに注目です。

日々勇太朗

 

 

 

 

 

 

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