転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

昨日の日経平均は反落しました。寄り付きは2万円大台からスタートしましたが、8時50分に内閣府から発表された1~3月期のGDPが市場予想に反して下方修正されたことから、上昇スタートには違和感がありました。

発表された数値は0.3%増であり、速報値の同2.2%増から下方修正というネガティブ・サプライズです。民間設備投資が速報値の前期比0.2%増から0.6%増に上方修正されたことが相場上昇の要因だったかもしれません。しかし、個人消費は0.4%増から0.3%増に下方修正されています。個人消費がGDPに占める比率は約6割とされていますので、株価が上がることはやはり不思議です。

結局、後場に入って日経平均は水面下に沈みました。英国総選挙、ECB理事会、コミー前FBI長官の議会証言というイベント前、そして本日のメジャーSQ前という事情によりポジション調整の売りが出たということも出来ましょう。しかし、日足は前日の陽線を陰線で包み、5日線がレジスタンスとして立ちはだかりました。

32日対等日柄による天井示唆もあり、一目均衡表・転換線(1万9904円)や20日移動平均線(1万9813円)がサポート機能を発揮して6月2日高値を抜けないと値幅調整を覚悟せねばならないでしょう。

日々勇太朗

 

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