転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

 先週の株式市場は週末にかけて世界中が株安傾向となりました。ECBのドラギ総裁や英中央銀行のカーニー総裁から金融緩和政策の縮小を示唆するような発言が相次ぎ、株式市場への資金流入が細るとの懸念が浮上してきました。ドイツDAXは5日線と20日線がデッド・クロスし60日線を割り込みました。これは昨年12月初旬以来のことです。FTSE100やCAC40も同様です。NYダウは20日線割れ程度ですが、S&P500やNasdaqは60日線に接近。
日経平均との連動率が高いとされるNasdaqが6100ポイントを割り込みだした場合は値幅調整に入る可能性が高まりましょう。その場合の最初の止まり目は60日線の走る1万9500円近辺。そこで止まらない場合は昨年6月安値から今回高値までの上げ幅の38.2%押し水準(1万8230円)近辺を目指す可能性がありますので、現金比率を高め、ヘッジ売りなども考慮する必要がありましょう。
日々勇太朗

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