転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

 なかなか粘る相場です。昨日は寄り付きから売られ1万9888円安値までありました。6月30日安値を割り込んだことで調整色が濃くなるものと思われました。しかし、後場に入り値を取り戻してプラス転換し下髭の陽線形成となりました。
今週から来週前半に掛けてはパッシブETF の分配金捻出に絡む売りが出てくる時間帯です。
分配金支払い額を基に推定すると、来週前半までに3000億円強の金額が売りとして出てくる可能性が指摘されています。
昨年のこの時期を振り返ると、7月第1週の日経平均株価は3.67%の下落でした。このことで市場は警戒感があるはずですが、それらの売りを吸い上げているのか?という印象を受けました。
現状は一昨年6月高値~昨年6月安値~本年6月20日高値までの243日対等日柄が機能しており、高値を更新しないことには戻り売り対処と言わざるを得ません。ここで上昇継続するためには何度も言うようですがボリューム拡大が必須です。そのためには金融株を主体としたバリュー株の復活が求められます。米長期金利の上昇とそれに伴う円安が進むことが条件でしょう。
日々勇太朗

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