転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

 昨日の日経平均は反発してスタートしましたが、2万円台に乗せたところで上値が重たくなり3日続落となりました。相変わらずの膠着相場ではありますが、東証一部の騰落を見ると圧倒的に値下がり銘柄が多い一日でした。値上り銘柄593に対し、値下がり銘柄1297です。騰落レシオは109%に低下。日経採用銘柄の25日線上の銘柄は96と42%に落ちてきました。
因みにTOPIXでは62%が25日線上に位置しており、弱気相場入りとは判断できません。下値は60日線がサポートしていますが、上値は5日線がレジスタンスとなっており、一目均衡表においても下値は雲上限がサポートし、上値は転換線がレジスタンスといった具合で、本当に小さな値幅の中での膠着です。7月相場では日中の上下幅がここまで一度も200円以上ありません。
ただし、小さな変化としては、一目均衡表の遅行スパンが日々線に交わってきました。この下方転換シグナルを脱するためには早期に2万0230円以上の引け値が必要です。一発、大駆けがあれば上方転換シグナルが簡単に灯りますので、これで下と決め付けることは出来ませんが、警戒シグナルが一つ灯ったということだけは頭の隅に入れておかねばならないでしょう。
スケジュール的には今晩から始まるFOMCが焦点です。物価見通しの強弱でトレンドが決まるのではないかと思われます。
日々勇太朗

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