転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

 行き着くところまで行ってしまうのが相場というものです。
NYダウは連日の最高値更新で、その最終形に近づいてきているのではないでしょうか。ボリンジャーバンドを見ると+2~+3σの位置に突入しました。政策に期待できないトランプ大統領は、企業業績にポジティブな通貨安政策を暗黙に選択し、株価は素直に反応していると言えばそれまでではありますが、S&P500は5日線や一目転換線を割り込みだしました。
また、Nasdaqの5日線は下向きに転換し大引けベースでは二段下げです。6318を割り込むとザラ場・大引け足で二段下げとなり調整入りが確認されることになります。
 日経平均は反発しました。これで13カ月連続での月初高。このアノマリーはどこまで続くのでしょうか。好調な決算発表により、小型株から大型株にシフトしてきた感はありますが、一時的な反応で上値を連日追いかける銘柄は一部に散見される程度であり、投資家は翌日の決算博打に忙しい印象です。
 マザーズは急落し、トップから日足二段下げとなってきました。60日線を割り込み、一目均衡でも雲の中へと突入し、あと30ポイントほど下げると三役逆転となってしまいます。ジャスダックは昨日の下げで一目転換線・基準線を一気に割り込みはじめました。
東証二部株指数だけが東芝株の活況でなんとか崩れずに値を保っていますが、そろそろ個人投資家の追証も発生しそうな局面であり、安易な押し目買いは慎むべきではないでしょうか。
日々勇太朗

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