11月に入っても株高が続いています。足元で好調な決算発表が伝えられており、マーケット関係者も強気に大きく傾いています。ただ、年内の高値予想を見ていると、日経平均の史上最高値からリーマンショック時の安値の半値戻り水準の2万2950円という意見が多いようで、ここよりあと500円しかありません。
先週の急騰劇では売買代金が3兆円を超えてきたことに加え、ボラティリティも高まってきました。NT倍率は平時の12.5倍を回復し、25日移動平均線との乖離率は危険水域の5倍を越えてきました。ここよりは東証一部を見るよりもマザーズ市場などの小型株に目を向けるべきではないでしょうか。
マザーズ指数は先週、一目均衡の雲上限を突破しました。今年5月や昨年12月時などマザーズ指数は雲突破から上昇に弾みがつきました。
日々勇太朗
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