「転ばぬ先のテクニカル」~踏んだらしまい

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

昨日の日経平均は4日続伸で2万3000円が見えてきました。10月13日に2万1000円台に乗せてからわずか10日で2万2000円台に。そしてそこからまだ6日しか経過していません。なんというピッチでしょうか。昨日も指摘しましたように日柄変化日は明日、11月9日です。上げれば上げるほど、先々が恐いと筆者は考えてしまいます。
週末のオプションSQに絡んだ思惑と売り方を締め上げる踏み上げ相場が同時進行しているのでしょう。相場は踏んだらしまいです。日経平均の25日移動平均線との乖離率は6.8%に拡大してきました。現状は最後の急騰場面という見方に変更はありません。
バブル期の日経平均の史上最高値は3万8915円です。リーマンショック時の安値は6994円です(終値ベースでは7021円)。この半値戻しが2万2954円です(終値ベースでは2万2968円)。また、昨年6月安値と本年3月高値、4月安値から計算できるN計算値の2万3028円が日柄から考えても最大値ではないかと考えています。
株式市場の諺に、「半値戻しは全値戻し」というものがあります。歴史的な大相場が起こっているのかもしれませんが、目先的には買いは見送りでしょう。日経平均は急騰していますが、証券会社の現場は閑散であり、それは大手証券の株価が高値を抜けないことで分かろうというものです。
日々勇太朗

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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