転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

銀行買われるも小型株主導

 昨日の日経平均は反発しましたが、上下幅100円という膠着感の強い一日でした。メガバンクが両替手数料を引き上げと伝えられたことで銀行株が買われましたが、全体相場への波及効果はあまりなく、大型株よりも小型株主導の相場でした。

マザーズ来期利益が大きな伸び

 マザーズ指数が年初来高値を更新。今回の会社四季報・新春号による業績集計表を見ると、営業利益段階で東証1部は今期の11.4%増→来期は7.4%増、東証二部は今期の22.55増→来期は25.4%減、ジャスダックは今期の16.5%増→12.4%増と減速なのに対し、マザーズは今期の3.2%増→来期は20.6%増と大きく伸びる予想となっており、そろそろ来期を見つめる相場に移行しだしている可能性もあります。

米税制改革法案はおおむね織り込む

 引け際に米上院で税制改革法案が可決というニュースが伝わりましたが、日経平均、ドル円の反応も少し買われたといった程度で急激な変化は見られませんでした。米国市場の反応を見てみなければなりませんが、おおむね織り込んでいるものと思われます。

日銀会合の決定内容を確認

 本日は年内最後の日銀金融政策決定会合の決定内容がお昼前後に判明します。ブルームバーグでは日銀の量的・質的金融緩和は既にステルス・テーパリングが始まっているといった内容を伝えていますが、今回の会合でそれを示唆するような声明が出てくるかどうかを確かめる必要がありそうです。
日々勇太朗

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