米国決算本格化【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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年初来高値も指数先行の動き

 昨日の日経平均は続伸となり年初来高値を更新しました。ただ、ファーストリ、ファナック、ソフトバンクといった値嵩御三家による指数先行の動きであり、TOPIXの値上り率が日経平均ほどにはおぼつかない状況で、値下がり銘柄数多数となりました。仕手株的な動きをするものが目立ち、小型株は局地戦の様相です。

NYダウ上昇ピッチの速さと違和感

 時間外取引のNYダウが大幅上昇推移となったことが後押ししたものと思われますが、1月4日に初めて2万5000ドルに乗せたNYダウはわずか7営業日で2万6000ドルに接近しています。NYダウのPERは現在19倍、S&P500のS&P500のそれそれは21.1倍であり、上昇ピッチの速さとともに、いくら減税効果を織り込むにせよ違和感を感じます。

気になる来週以降のNY株

 週末のアルコアから米国市場の決算発表が本格化します。市場の期待を超えることができるのかどうか、来週以降のNY株が気になるところであります。
日々勇太朗




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