日柄変化日接近【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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日経平均は新値

 昨日の日経平均株価は年初来高値を更新しました。アメリカのつなぎ予算の延長可決の可能性が高まったことで、安心感が高まりました。

日銀政策変更に神経質

 一方、日銀会合は現状維持と想定通りとなりましたが、直後から円高が進行しました。2019年度までの見通しを示す展望レポートでは物価の現状判断を上方修正しましたが、現実を追認したに過ぎませんが、直後の円高は市場参加者が日銀の政策変更に神経質になっている証拠でしょう。

黒田総裁の発言に注目

 この原稿執筆は15時半からの黒田総裁の会見前ですので、どういった発言になるのか分かりませんが、17年度の企業決算における想定為替レートは111円程度ですので、市場の疑念を取り払う発言がないと、企業業績に悪影響を及ぼす可能性もあり注目となります。

今回は9月安値からの三波動構成変化日

 日経平均は高値を更新しましたが、日柄的にはそろそろです。昨年9月安値から11月安値までの47日対等日柄が今週末26日です。また、26日は11月9日高値から52日、12月15日安値から26日、12月29日安値から17日と基本数値が重なります。今回は9月安値からの三波動構成変化日となりますので、注意が必要です。

日々勇太朗




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