転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

昨年11月以来の6日続落

 昨日の東京株式市場は6日続落となりました。6日続落は昨年11月8日~15日以来のことです。
 寄り付きはNY株安の影響で下放れて始まりました。取引時間中にトランプ大統領の一般教書演説が行われました。トランプ大統領はテレビの視聴者を気にしてか辛口の発言は影を隠した大人の対応。そのため、演説後の時間外取引のNYダウは100ドルほどの上昇となり、日経平均もプラスに転じます。
 ところがNYダウの先物が上げ幅を消しだすと、日経平均にも戻り売り圧力が強まり、引けに掛けてズルズルと下げました。14時に内閣府が発表した1月の消費動向調査で一般世帯の消費者態度指数が市場予想を下回ったことも影響したものと思われます。

押し目を積極的に買えず

 これでサイコロジカルラインは4勝8敗。騰落レシオは93%まで調整。日経平均は前日に25日線を割り込みましたが、昨日は5日線が25日線にデッドクロスしました。一目均衡表でも日々線が転換線、基準線を割り込み、ローソク足は上髭の陰線形成。空売り比率が高まってきていますので、買戻しも入ってきますが、日銀のETF買いが入っても下落してしまう今の相場は、以前のように押し目を積極的に買い向うことは憚れます。

2月は調整月の可能性高い

 1月26日段階の信用買い残が3兆2921億円と2015年12月以来の高水準となっています。個人投資家が買い越しに転じたところが日経平均の高値となりました。9月安値から4カ月上昇してきた相場は明らかに変調をきたしてきました。1月の月足は昨年12月より334円高となりましたが、大発会が上放れてスタートしたことで、月足のローソク足は上髭の陰線形成です。2月相場は調整月となる可能性が高いと思われます。
日々勇太朗

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