大幅高もトレンド変化はまだ【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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貿易戦争回避でNY猛反発

 昨日の日経平均は大幅続伸となりました。米中が水面下で貿易戦争回避に向けた交渉を始めたことが伝わりNY市場が猛反発。そのため東京市場は2万0766円~2万0943円に日足の窓を空ける上放れとなりました。

証人喚問新たな事実なく上げ幅拡大

 取引時間中には衆参両院の予算委員会で佐川前理財局長の証人喚問が行われましたが、改ざんへの関与や指示について問われ、「刑事訴追の恐れがある」として証言を拒み、改ざんに対して、官邸をはじめとする政治的な関与についても否定したことで、新たな事実は表面化しないと読んだマーケットは時間の経過とともに上昇幅を拡大しました。

3月12日高値ブレイクが必要

 日経平均、ドル円ともに5日線を回復し、一目均衡表でも転換線を回復してきました。まだ、上値切り下げ、下値切り下げの右肩下がりのトレンドに変化は見られません。トレンドの変化は3月12日高値の2万1971円ブレイクが必要です。それまでは戻り売り圧力が高まる局面となりますが、まずは25日線(21590円近辺)を回復できるのかどうかが注目となります。
 尚、本日は配当権利落ち日であり、約180円分を即日埋められるかどうかにも注目です。

日々勇太朗




相場見通し

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