転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

日経平均は平穏スタート

 昨日の日経平均は反発しました。先週末のNY市場は、米中の制裁関税の応酬で急落しましたが、週末のトランプ大統領のツィートは「米中間の貿易に関わる紛争に何が起きようとも、私と習近平は今後も常に友人でいるだろう。中国は自国の貿易障壁を取り下げるだろう。そうすることが正しいからだ。関税は互恵的なものになり、知的財産に関しては取引が成立する。米中両国は偉大な将来が!!」と伝えています。この楽観論の根拠は不明です。しかし、全く根拠のないことをツィートするとは思えません。そのため日経平均は平穏スタートですぐにプラス転換となりました。

月足、週足は買いサイン

 日経平均の月足をみると2月、3月と陰線ですが、連続で長い下髭を引くたぐり足の連続です。たぐり足二つで買いサインと見る事ができます。週足も1月高値からの調整局面で3月第2週、3月最終週と二本の陽線差し込み線が出ました。差し込み線1本では効果なく2本で買いサインの点灯です。

日足は上に転換

 日足は2月安値の2万0950円~2万2502円高値で最初の日足二段上げ、3月5日の2万0937円安値~2万1971円高値で二度目の日足二段上げ、そして3月26日の2万0347円~2万1742円高値で三度目の日足二段上げが出ましたので、日足二段上げ3度で相場は上に転換しています。

5月25日に向け上昇波

 ここような現象が短期~長期に見られることで、少々押しても恐がる必要はなく、天与の買い場ではないかと考えております。日柄は昨年11月16日の2万1972円安値から年始の2万4129円高値まで43日かかりました。3月26日安値から対等日柄とすれば5月25日に向けての上昇波と読むことができましょう。

専門家は弱気一色

 週末のコメントなどを散見すると、専門家は弱気一色です。年初に強気一辺倒だったアナリストは1ドル=100円割れが視野に入ってきたという見方に変わっています。

為替は114.73円以上を伺う

 しかし、一昨年12月の118.66円以降の円高局面では昨年4月の108.13円が最初のボトムで、そこから7月の114.51円~9月の107.32円~11月の114.73円~本年3月の104.63円と下値切り下げ・上値切り上げの5波動の拡大波動が確認できます。となれば、104.63円でボトム打ちならば現在は拡大波動の5波動目で114.73円以上を伺うと考えられます。

押し目買で勝負

 私には弱気する材料が見当たりません。日経平均はしばらく2万1500円前後で相場固めかもしれませんが、押し目買いで勝負するところだと思っております。

日々勇太朗




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