転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

一難去って又一難

 NYが大幅高で返ってきましたが、上昇要因は習近平中国国家主席の講演内容だったため、昨日の東京市場は織り込み済みという判断が働いたようで、日経平均は反落しました。一難去って又一難でシリア情勢が緊迫化してきました。化学兵器使用疑惑から米英仏など数カ国が共同軍事攻撃を検討と伝わっており、米ロの対立がマーケットに靄を掛けてきました。

中・小型株を利食い大型株へ

 そのため直近上昇していた銘柄には利食いを急ぐ動きが見られました。ここでの大きな変化は中・小型株を利食う一方で大型株に資金の移動が見られ始めたことです。中でもメガバンク3行が25日線を回復しだしてきました。電力株などは25日線と75日線のゴールデンクロス間近です。規模別指数を見ても小型・中型株指数が値下がりする一方で、大型株指数はシッカリの展開でした。

マザーズ指数を注視

 日経平均は2万2000円を手前に戻り売りが散見され、上値が重たい状況ではありますが、5日線を下値支持線として上向きに転じつつあります。一方、マザーズ指数が2月14日、3月5日、3月26日に続き200日線を割り込んできました。前回3回はザラ場で割り込むケースも終値で割り込むケースも翌日には200日線を回復し、割り込んだところが底であったパターンが繰り返されましたが、今回は4度目ですのでどうなるか?注意深く見ていく必要がありそうです。

日々勇太朗




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