戻り売りでポジション整理を【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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2万2500円台回復

昨日の東京株式市場は反発となりました。先週末の米5月の雇用統計やISM製造業などが揃って良好だったことに加え、6月12日に米朝首脳会談が予定されたことなど好材料が揃いました。雇用統計の結果を受けてドル円が109円台半ばまで円安が進展し25日線にタッチ。日経平均も2万2500円台を回復し、5日線を突破してきました。

まだ予断許せず

25日線が2万2554円近辺を走っており、ここも突破できるのかどうかに注目が集まりましょう。5月22日以降の調整下落では取り敢えず75日線がサポートしました。そこから5日線や一目均衡表の転換線、基準線を抜いてきたことで、5日線自体の下げ止まりとなったことは好感されますが、今週のメジャーSQを控え、ヘッジファンドが先物を買い戻しただけとも見方もあり、まだ予断を許せる状況とまではいえません。

需給面から上値重い

個別銘柄を見ていると、ファナックやキーエンスが下落しており、気になる動きに映ります。また、需給面から見ても上値は重いことが見てとれるため、この戻りを利用して持ち玉を一部整理しておくことが必要と考えます。

日々勇太朗




株式情報と相場見通し

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