厳しい小型株市場【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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5月SQ値接近で戻り売り

 昨日の日経平均は続伸しましたが、非常に上値が重い印象を抱かせた一日でした。朝方はNYダウの続伸やNasdaqの史上最高値更新を好感し、2万2602円高値までありました。しかし、5月SQ値(2万2621円)に接近したことで戻り売りが出てきました。

需給をより慎重に見始める

 一時回復した25日線(2万2561円)を終値では維持できませんでした。圧倒的な値下がり銘柄となっており、週末のメジャーSQ前の仕掛けなども考えられますが、期待された米朝会談が取り敢えず一度は会うが、中身の詰めには時間が掛かるとの観測から興味が薄れつつある感があり、相場は需給をより慎重に見だしたようです。

テクニカルは売り指標増える

 中でもマザーズ市場の下げが厳しく、早くも大型IPOのメリカリを気にしだした感があり、そーせい、ミクシィなど時価総額上位銘柄が売られる展開。マザーズ指数は年初来安値となり、ジャスダックも底割れ機運が高まってきました。米朝会談でサプライズがないならば、日経平均はテクニカル面からは売りを示唆する指標が増えており、ここは慎重に対処せねばならないでしょう。

日々勇太朗




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