12カ月線に注目【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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チャート形状は悪化

 昨日の東京市場は海外市場の影響もあり、朝方2万2000円に接近する下落場面がありました。その後は押し目買いが入り、値を戻す展開となりましたが、26日安値を割り込んだことで、チャート形状はさらに悪化したことになります。大引けでは75日線を回復しましたが、一時は75日線、200日線も割り込みました。

200日線割れなら長期波動下降転換

 仮に200日線(2万2175円)を明確に割り込みだせば、長期波動が下降転換することを意味します。また、200日線と同じ位置に12カ月線(2万1750円)が走っています。アベノミクス相場が始まってから12カ月線や24カ月線(現在2万71円)を割り込んだのは、2015年夏場~2016年春頃までしかありません。

2万1750円は重要な分岐点

 2015年6月高値の2万0952円から2016年6月の1万4864円までちょうど1年間下げ続けました。そういう意味では2万1750円近辺は非常に重要な分岐点となりますので、ご注意ください。

日々勇太朗

相場見通し

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