転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

決算発表に振り回される

 昨日の東京株式市場は続落となりました。日米通商交渉を控え、後場に入って膠着となり、後場の日経平均の上下幅はわずか63円です。昨日も書きましたが、決算発表に振り回される展開です。一昨日の日経平均の下げ要因に取り上げられた資生堂は一夜明けると暴騰。一昨日は何を根拠に売り、昨日は何を根拠に買ったのでしょう。

決算への尺度が定まらず

 マーケット参加者の決算に対する尺度が定まっておらず、株価の反応に参加者が着いて行っているだけの印象です。しかし、値幅ないし日柄調整が済むと、やはり良いものは上がるというケースが散見されます。(6103)オークマが良い例ですが、好決算発表翌日は売られましたが、一週間後には上値を追いかける動きとなりました。

短期指向で売買を繰り返す

 このような動きを見ておりますと、マーケット参加者は非常に短期指向で売買を繰り返しており、企業業績など関係なく、値動き重視派が主流だということが分かります。株価の評価を値動きでというのは如何なものかと思いますが、逆張りで中長期投資でのぞむ投資家にとっては絶好の買い場を見つけられる機会が多いということにもなります。

好業績銘柄の押し目を拾う

 さて、日経平均の25日線と75日線のゴールデンクロスが目前です。来週から相場が転機を迎えるように感じます。一時的に売られた好業績銘柄の押し目を丹念に拾う局面でしょう。

日々勇太朗




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