変化日に上値試すもデッドクロス【転ばぬ先のテクニカル】

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たついた寄り付き

昨日の東京株式市場は続伸しました。朝方はトランプ大統領の元個人弁護士コーエン氏が司法取引に応じ、選挙資金を巡る違反行為を認めたことや、ロシア疑惑に関する捜査で詐欺などの罪に問われた元選対本部長マナフォート被告の審理で、18の罪のうち8つの罪について有罪の評決が下されたことで、時間外取引におけるNYダウの急落により、もたついた寄り付きとなりました。

中国譲歩との受け止め

その後、中国人民銀行が人民元の基準値を約3週間ぶりの元高・ドル安水準に設定。今晩から米中次官級通商交渉が行われるために、元安を批判する米国への中国当局の譲歩と市場では受け止められたようで、日経平均は上値を試す展開となりました。

上値突破を試す

このところ日経平均は2万1900円~2万2400円内での値動きを繰り返しています。昨日はその上限近辺へ上昇し、上値突破を試そうとしております。日柄面で昨日は5月高値から7月安値までの34日対等日柄に加え、6月高値から7月高値までの26日対等日柄でした。

上値は限定的

ここで上値突破を試しそうな動きが出てきたことで値動き自体は好感されるところではありますが、25日移動平均線と75日移動平均線が2万2460円近辺でデッドクロスしてきており、上値は限定的と思われます。

日々勇太朗




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