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連騰記録も売買代金低調
昨日で日経平均は7連騰です。7連騰は昨年10月2日から24日までの16連騰以来の記録です。この時の売買代金を振り返ると最少が10月5日の1兆9940億円、最大が10月13日の3兆810億円で16日間の平均は2兆4555億円でした。今回の売買代金の最少は8月24日の1兆7634億円、最大は28日の2兆1493億円、7日間の平均は1兆900億円です。この売買代金で上値を更に追いかけるのは難しいのではないでしょうか。
日足は上値の重さを強調
昨日の日足は前日の陰線の中での動きでした。日足ローソク足は上髭の陽線形成。実体部分が28円に対し上髭部分は120円もあり、上値の重たさが強調されました。TOPIXは前日のザラ場高値を1ポイント上回りましたが、75日線が壁として意識されるところ。
NY市場も出来高減少傾向
NYは1月26日の最高値に552ドルまで迫ってきました。S&P500とNASDAQは最高値を更新していますが、昨日の主要3指数は揃って陰線形成でした。NASDAQは6月20日高値と7月30日安値の21営業日数に対する対等日柄の昨日、ほぼ十字足の陰線。S&P500とNYダウは6月28日安値から昨日が42営業日数の変化日で上放れの陰線。NY市場、一人勝ちの様相ではありますが、出来高は減少傾向であり、そろそろ一服しそうな気配です。
2万3000円の壁
為替市場をみてもユーロ円は強含んでいますが、ドル円は横ばい推移であり、簡単には越えられない2万3000円の壁といった印象です。
日々勇太朗
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