転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

台風21号の影響を映した一日

5日の東京株式市場は、関西方面に甚大な被害を齎した台風21号の影響を映した一日でした。
運休の影響で南海電鉄株が売られる一方、建設現場の作業着や安全靴販売のワークマンが上場来高値を更新。横河ブリッジが上昇するなど個別銘柄で材料に反応する動きが見られました。

手控え理由が山積

一方、日経平均やTOPIXなど指数は貿易摩擦問題で今晩再開されるカナダとのNAFTA交渉、また対中追加2000億ドルのパブリックコメント期限の6日と同時に関税発動の可能性も取りざたされており、週末の米雇用統計等手控え理由が山積していることから警戒感が拡がりつつあるようです。

大型株の下落が起こる可能性も

 日経平均は4日続落となりました。
2万2500円近辺の25日線、2万2750円近辺の5日線に対してどういった動きとなるのか、
現在はこの狭い範囲でどちらに抜けるのかをマーケットが静かに見守っている状況です。9月決算月となり、国内機関投資家が利益確定に動く季節ですが、今年は債券投資が金利上昇により含み損を抱えているはずであり、株式を中心に益出しを進める一方で、債券の損出しとのポジション調整が考えられます。
 大型株の下落が起こる可能性がありますので、注意が必要かと思われます。

日々勇太朗




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