転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

日経平均にトレンド

メジャーSQを通過して、ようやく日経平均にトレンドが生まれました。昨日の日経平均は325円高の2万3420円。今回の上昇で昨年12月と本年2月に残していた日足の窓を埋めました。この上に残している窓は1月24日~25日に残した2万3917円~2万3828円のみとなりました。

75日線を大陽線でクリア

昨日の上昇では、今までの牽引役であったファーストリ、ソフトバンクは反落。上昇率ではTOPIXが日経平均をアウトパフォームしてきており、相場のトレンドと物色対象の広がりが見えてきました。何度もレジスタンスとなった75日線を大陽線でクリアしてきたことが大きな変化です。

対中制裁関税は織り込み済み

米国が対中制裁関税2000億ドルを24日から実施すると寄り付き前に発表されましたが、そんな悪いムードをものともせずに買い上がっていきました。また、上海市場も大幅高となったことを見ると、織り込み済みという解釈なのでしょう。売買代金も3兆円近くに膨らんできたことで、相場は明らかに上昇転換したものと思われます。

2万7000円手前までの上昇も

3月安値の2万347円、5月高値の2万3050円、7月安値の2万1462円を基本とする一目均衡表・値幅論から導かれるターゲットプライスはN計算値が2万4165円、V計算値が2万4638円、E計算値が2万5753円となります。また、アベノミクス相場の最初の天井となった2015年6月高値から翌年6月安値までの下げ幅の倍返しが2万6784円であり、ここより最大2万7000円手前までの上昇相場があり得る状況となりました。

日々勇太朗




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