転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

日経平均は天井打ち?

 昨日の東京市場はNY株の急変を受け、915円安の2万2590円で取引を終了しました。下値は2万2459円までありましたが、2万2500円近辺を走る200日線が意識され、買い戻しが入ったものと思われます。さて、昨日の急落で日経平均の天井が決まったのでしょうか?これはまだ分かりませんが、その可能性が出てきたことは間違いないでしょう。

月足でも陰線包み足なら…

 先週は日経平均の週足が前週の陽線を陰線で包む天井型となりましたが、9月安値の2万2172円を割り込むと月足でも陰線包み足となりますので、ここがポイントです。相場は概ね三段上げ、5波動で完結し、二段下げ、3波動で底入れです。リーマンショックの底から三段上げ、5波動目を現在は進行中です。
 2008年10月安値の6994円から2010年4月の1万1408円が第一波動。そこから2011年11月の8135円までの下落が第二波動。第三波動の天井は2015年6月の2万952円で、2016年6月の1万4864円が第四波動です。
 エリオット波動では第三波動の2万952円を割り込んだ時点で天井打ちが確認されることになりますが、それでは距離が遠すぎるため、月足陰線包み足が確定する2万2172円を割るか割らないかで判断するのが良いように思います。

1万7780円が最初のターゲット

 もし仮に天井を打っているとすれば、リーマンショック時の安値6994円から、10月2日の高値2万4448円の上げ幅1万7454円に対する38.2%押しとして1万7780円が最初のターゲットになります。そうならないことを願っていますが、不吉な型がローソク足に頻発してきておりますので、最悪のケースとしてご紹介させていただきました。

日々勇太朗




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