転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

米中間選挙の結果待ち

昨日の東京株式市場は反落となりました。米雇用統計が市場予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)が物価動向を見る上で注目している平均時給の伸びが前年比3.1%と9年半ぶりの大きな伸びを記録。強い内容の雇用統計を受けて長期金利が2週間ぶりに3.2%台に乗せるとNY株は上げ幅を縮小しマイナスに転じました。ドル円は1133円台前半でシッカリの動きでしたが、先週の上げ幅が大きかったために戻り売りが出た形です。また、本日は米中間選挙の投票日です。明日の夕刻には結果が判明するものと思われますが、選挙は水物であり発表待ちということでしょう。

NYダウは二段上げ

筆者の現在のシナリオは安値からの二段上げです。NYダウは2万6951ドル高値から2万4122ドルまで下落して2万5578ドル高値までリバウンドしました。下げ幅の半値戻しを達成し25日線タッチで上値が重たくなりました。安値からは3日続伸の後、押し目が入りましたので、二段上げであれば再度、リバウンドを試して75日線の位置する2万5735ドル近辺から61.8%戻しの2万2870ドル近辺を伺いましょう。そこで戻り一杯となり、下落再開と考えています。

上値の目処は2万2800円~900円

日経平均は2万4448円から2万0971円まで下落して2万2308円高値までリバウンドしました。下げ幅の38.2%戻しを達成し、一目均衡表の遅行スパンが雲下限にタッチして上値が重たくなりました。安値から二段上げとなり、新値三本足が陽転したところで、一呼吸入りました。上値の目処は斜行底値形成の起点である2万2800円~900円近辺を予測。そのリバウンドが一杯となると、年末に向けて1万7500円を目指す下落が再開と考えています。

足元は上向きも先々は弱気

このような悲観的な展開予測は証券会社からは出てこないと思います。しかし、テクニカルアナリストならばここでの強気予測は少ないと思います。足元は上向きとしていますが、先々は弱気節しか出てこないと思います。

日々勇太朗




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