転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

開票速報を横睨みで乱高下

 昨日の東京市場は米中間選挙の開票速報を横睨みしながらの乱高下となりました。寄り付きからジリジリと上昇していきましたが、突然ドル円が急落し日経平均も数分でマイナス圏まで落ちてみたかと思うと、前場の引け際には与党共和党の優勢が伝わり、2万2444円高値まで急上昇。ここには25日移動平均線が走っています。

結局上髭伴う陰線形成

 お昼休みの時間では大勢が判明。共和党寄りのメディアであるFOXテレビが下院は民主党が制すると報じると、後場の寄り付きは売りが優勢で一気に値を消す展開といった具合です。結局、終値は水面下に沈み込み、255円の上髭を伴う陰線形成となってしまいました。

速やかに戻すのがメインシナリオ

 短期的な波動は予測通り5波動目に入ってきました。2万0971円~2万1920円~2万1628円~2万2308円~2万1865円~2万2444円進行中です。従前よりお伝えしておりますように、今回の下落途中の10月17日からは斜行底値形成が行われたと考えられ、ザラ場高値の2万2959円ないしは終値の2万2841円に速やかに戻すというのが現在のメインシナリオです。

リバウンド終了後は調整へ

 ただ、2万2440円近辺の25日線、2万2500円近辺の52週線などここより重要な移動平均線が存在します。また、起点まで値を伸ばすにはNY株式の支援と円安が欠かせません。日足ローソク足の形が悪いため、短期5波動形成でリバウンドが完了したかもしれません。
 ここまで戻せば爪を伸ばしすぎないよう、高値を追いかけることなく徐々に現金化をお勧めします。現在のリバウンドは行き過ぎた急落に対する一時的な戻しに過ぎないはずです。リバウンド終了後には方向転換して調整色を濃くするものと思われます。

日々勇太朗

相場見通し

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