転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

続伸し5日線回復

 昨日の日経平均は続伸し、5日移動平均線(2万1668円)を回復してきました。この上には25日線(2万1850円)、75日線(2万2573円)が控えています。海外市場は落ち着かない展開となっていますが、感謝祭翌日のブラックフライデーは売上高が過去最高を記録したと報じられており、米国市場も今晩あたりから落ち着きを取り戻すことが考えられます。

上に行きやすい環境

 今週は週末のG20で米中首脳会談が予定されています。ここでどのような意見交換がなされるのかによって年末相場の行方が決まりましょう。難しい相場が続きますが、11月8日以降の調整下落の動きを見ていると、上に行きやすい環境に見えます。何故かと申しますと、11月8日の戻り高値以降の推移が緩慢なことに尽きます。

エリオット波動では

 10月2日の2万4448円高値以降の下落をエリオット波動で考えた場合、2万4448円から2万0971円(10月26日)までの下げが下降第1波動であることは間違いないところですが、2万2583円高値(11月8日)までのリバウンド局面で下降第2波が決まっているとすれば、現在は下降第3波入りしていることになります。

リバウンド上昇継続

 エリオット波動では上昇でも下落でも3波部分が一番値幅が出るところです。となれば2万2583円からの下落が11月21日の2万1243円程度で止まっていること自体が第3波の動きとしては不釣合いです。通常であれば一気に2万0971円を割り込む急落があるはずです。ここで株価が日柄を掛けてもみあっているということは、第2波部分がリバウンド上昇が継続していると考えられます。

3波構成の上昇局面

 となると第2波部分の波動はA-B-C3波構成の上昇局面という見方が正しいのかもしれません。2万0971円~A波~2万2583円~B波~2万1243円(11月21日)~C波~2万2583円以上といった二段上げが考えられます。A波部分の上昇幅は1612円でしたので、同等の値幅であれば2万1243円+1612円=2万2855円、1.618倍であれば2万3851円などが考えられます。

2万2855円まで戻す

 以前よりお伝えしておりましたように10月17日の2万2841円からは斜行底値形成であるとすれば、2万2855円までは少なくとも戻すと考えられるところです。

日々勇太朗




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