三空形成【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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目先は警戒

 昨日の日経平均は7日連騰で11月8日の戻り高値を更新しました。高寄りしたことで日足の窓(2万2362円~2万2550円)を空けました。これで11月21日安値からは三空形成となり、目先は警戒されるところです。

2万2500円固められるか

 終値ベースで52週線(2万2450円)75日線(2万2570円)を回復してきましたが、この近辺には2万2553円に26週線、2万2620円に13週線、2万2710円に一目均衡表・週足基準線などテクニカルポイントが収束しているところです。この2万2500円近辺を固めることが出来るのかどうかが重要です。25日線との乖離は3%に拡大してきており、騰落レシオは125%に接近。7連騰により足元には過熱感が出始めてきました。

12月半ばのFOMCまで

 世界が固唾を呑んで見守っていた米中首脳会談はある程度予想された「先送り」となりました。お茶を濁していられるのは90日間です。年末で「もう一年が終わるのか」という時期だからこそ、90日なんてあっという間と感じてしまいます。その間にどこまで中国が妥協できるのか、であり、年明けにはまた徐々にリスクとして意識されることになるはずです。上蓋が開いた格好の昨日の上昇ですが、12月半ばのFOMCまでと考えておく必要がありそうです。

日々勇太朗




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