転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

歓迎すべき押し目

 昨日の東京株式市場は8日ぶりに反落しました。11月21日のザラ場安値2万1243円から一昨日のザラ場高値2万2698円までわずか7営業日で1455円もの値幅が出ましたので当然の反落です。連騰に三空形成ですので、下げだすと10月の記憶が蘇り「終わった」という悲観の声も聞こえてきますが、押し目なく棒上げだったが故に、ここでの押し目は歓迎すべきことです。

どこで押し目買い入れるか

 昨日の下落で三空目と二空目は埋めました。この下の一空目は2万2006円で埋めることになりますが、直近の上げ幅の38.2%押しで2万2142円、50%押しで2万1970円ですので、これらを参考にどこで押し目買いを入れるのかを見ていくところでしょう。

概ね2万2000円

 一昨日の高値は75日線、そして一目均衡表・日足の雲上限で頭を押さえられました。現在、25日線が2万1980円近辺、転換線が2万1970円に位置しており、押し目は概ね2万2000円近辺までではないかと思われます。

2万2698円抜く3波動

 10月26日安値から11月8日高値までは5波動構成でした。11月8日高値から11月21日安値までは3波動形成でした。11月21日安値からは現在2波動目ですので、この押し目形成が終わると再度2万2698円を抜く3波動目が少なくともあると思われます。

問題はドル円

 問題はドル円です。現在のドル円相場は10月3日の114.53円から10月26日の111.37円の中で三角持合いを形成しています。114.53円~①111.37円~②114.19円~③~112.29円~④~114.03円~⑤~113.15円と上値切り下げ、下値切り上げにより現在5波動目が進行しています。

円高進行の可能性

 10月26日の111.37円と11月20日の112.29円を結んだ延長線上の下値抵抗ラインは現在112.70円近辺であり、そこまでで調整一巡となり再上昇を開始するのか、逆にブレイクして円高が進行していくのかが関心事となります。ここを割り込んだ場合は108円台まで円高が進む可能性が出てきます。

リバウンド単波動で終了も

 その場合は11月21日安値からのリバウンドが単波動で終了という可能性が出てきますので、今後はドル円の動向から目を離せません。

日々勇太朗




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