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全産業で下方修正
先週の東京株式市場は相変わらず乱高下を続けており、2週連続下落となりました。金曜日に日銀短観が発表されましたが、大企業製造業の3カ月先の業況判断は悪化する見通しであり、四季報新春号を見ても四季報秋号と比較すると、製造業が2.2%の下振れ、非製造業が0.1%の上振れ、全産業では1.1%の下方修正となっており厳しい状況となってきました。
最大の関心事はソフトバンク上場
13日に日経平均は2万1871円まで上昇しましたが、25日線に上値が押さえ込まれ、翌14日には5日線まで落ち込んでしまいました。本年の立会いも残すところ9営業日となり、今週は税金対策の売りも入ってきますが、そんな中19日には今年最大のIPO案件であるソフトバンクの上場が控えています。このイベントをどのような形で通過するのかが最大関心事。噴き値は戻り売り対処でしょう。
日々勇太朗
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