転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

年初からの下落に不吉な予感

 新年、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。大発会の相場は米国市場の急落もあり、大幅安でのスタートとなりました。なにやら年初から不吉な予感を抱かせる下落です。

ISM製造業PMI悪化が問題

 アップルの業績下方修正が米国市場を震撼させましたが、それ以上に12月のISM製造業PMIが予想以上に悪化したことが問題です。過去を遡るとこの指数が一気に5%以上悪化した時は9.11の同時テロ時とリーマンショックなど景気後退期に起こっています。今回も11月の59.7から12月は54.1と5.6%もの悪化となっており、今後の世界景気の急速な冷え込みを示唆しています。

今年は臨機応変に対処

 今年の相場は一筋縄ではいかないことが予測され、チャンスを伺いながら短期で利益を積み上げていき、思惑が外れた場合は速やかにロスカットしていかねばならないと思われます。含み損を持ったまま傷口を広げては取り返しのつかないことになると思われます。そのあたり頭を柔軟にして臨機応変に対処せねばならないでしょう。

逆行高のなかでテーマ株

 日経平均は一時1万9241円安値までありました。ドル円がNY時間の104.79円から108円台まで大きく戻した割にはリバウンドは小さく、ここで二番底形成となるのか、更に下堀りしていくのか、年初から正念場を迎えています。ここで注目すべきは大発会の急落の中、逆行高している銘柄です。値上がり銘柄をピックアップして、テーマ色のある銘柄群に注目ということになりそうです。

日々勇太郎




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