海外投資家の売りは一巡か【転ばぬ先のテクニカル】

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リバウンド継続の動き

 昨日の東京株式市場は3連騰となりました。一昨日、日足二段上げとなったことで、リバウンド継続の動きです。8日のNYダウも3連騰し、一日の上下幅が落ち着きを取り戻しつつあります。しかし、25日線まで戻してきたことで、ここを突破して更に上値を追いかけることが出来るのかどうかに注目です。

25日線に急ぎ追いつく必要

 3連騰により日経平均のMACDがゴールデンクロスしてきました。RCI(9日)が53.3、(26日)はいまだマイナス89.2ですので、まだまだ余裕がありますが、12月安値からは既に1550円幅の上昇となっており、悩ましいところです。25日線が日々60円程度低下してきており、急ぎ追いつく必要があります。

投げ一巡も投資意欲減退が心配

 昨日の引け後に投資主体別売買動向が発表されました。海外投資家は現物を7週連続売り越しとなりましたが、前週の3263億円から578億円に縮小。先物は4週連続売り越しとなりましたが、前週の2137億円から680億円に縮小しており、投げ売りも一巡しつつあるように感じます。
 しかし、個人投資家は2週連続売り越しですが、前週の1065億円から1703億円に拡大。12月25日の四桁の急落場面で追証回避の投げを余儀なくされた模様であり、投資意欲減退に繋がらないか心配されるところです。

ポジション閉じ買い場探り

 いずれにしても足元のリバウンドではポジションを一旦出来るだけ閉じ、余裕を持つ形にして次の買い場を探るところではないかと考えます。

日々勇太郎

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