転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

サンバイオに売り殺到

昨日の東京株式市場はサンバイオショックに見舞われました。このところのマザーズ市場を牽引していたサンバイオは大日本住友製薬と共同開発していた再生細胞医薬品の試験結果が芳しくなかったと前日引け後に発表しました。そのため寄り付きからサンバイオ株と大日本住友製薬株に売り注文が殺到しストップ安売り気配。サンバイオの発行済み株式数4972万株に対し、前場段階で投げ売り注文が1200万株超もでておりました。

マザーズの落ち着き注視

サンバイオ株は時価総額が4330億円あるマザーズ市場で最大規模の会社です。その株が大量売りを浴びせられておりますので、マザーズ指数は7%超の急落です。マザーズ指数は昨年12月25日安値からは日足で三段上げとなっておりましたので、マザーズ市場のここでの調整はある程度予想されたことではありますが、サンバイオ株は数日間は寄り付かない可能性もあるために、どこで落ち着きを取り戻すのか注視する必要があります。

追証回避の換金売り

というのも、サンバイオの信用買い残は344万株もありました。この信用買いに必要な担保が差し入れられている訳ですが、個人投資家の傾向として同じ新興市場の現物株を代用有価証券として差し出されているケースが多いからです。そのため値が付かない間は追証回避のために他の担保株が換金売りの嵐に見舞われることになります。思わぬ悪材料の出現は他の銘柄にも悪影響を及ぼすということです。

日経平均はFOMCの結果待ち

日経平均は相変わらず方向感がありません。30日の米FOMCの結果次第ということになりそうです。

日々勇太朗

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