変化日到来【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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NY株上値追うも…

 NY株式が順調に上値を追いかけています。NYダウは10月3日高値の2万6951ドルから12月26日の2万1712ドルまでの下落幅5239ドルに対し、5日のザラ場高値では3527ドル、率にすると67%戻しとなっています。
 それに対し、日経平均は10月2日高値の2万4448円高値から12月26日の1万8948円まで下落幅5500円に対し、昨日のザラ場高値の2万0981円までの2033円幅、36.9%戻しにとどまっております。昨日はドル円相場が110円にタッチしだしているにも関わらずです。

NY市場には少々過熱感

 昨年12月26日安値からNY市場の営業日数は27日が経過しましたが、その間の日足ローソク足の陽線は21本。一方、東京市場は25日が経過しましたが、陽線はわずかに13本です。なぜ東京市場は浮上できないのでしょうか。NYダウの25日移動平均線との乖離率はプラス4.46%、S&P500のそれは4.51%、ナスダックに至っては5.32%に拡大しており、少々過熱感が高まってきました。

日経平均は二番底も

 本日は12月26日から26日目となり、一目均衡表・時間論における基本数値の変化日を迎えます。今日~明日で1本、大きな陽線が立たないようであれば、日経平均は二番底形成へ向けた下落傾向を鮮明にする可能性があり、注意が必要です。

日々勇太朗




株式情報と相場見通し

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