転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

再度2万4000円台目指す?

 今週は変化日を迎える週ですが、昨日の日経平均は更に上を取り、半値戻し水準を突破しました。一般的に「半値戻しは全値戻し」と申します。相場は再度2万4000円台を目指しているのかもしれません。しかし、最近の景気指標は内外共に思わしくありません。だから、金融緩和期待で上げ続けているのか、はたまた米中や英国など、マーケットの懸案事項が片付けば元に戻るとの期待があるのか、それとも期末に向けた事情で下げさすわけにはいかないのか?

三波動構成なら

 昨年12月安値(1万8948円)以降、2月5日高値(2万0981円)、2月8日安値(2万0315円)という三波動構成なら、V計算値=2万0981円+(2万0981円-2万0315円)円=2万1647円)は突破。NT計算値=2万0315円+(2万0315円-1万8948円)=2万1682円も突破。となると、N計算値=2万0315円+(2万0981円-1万8948円)=2万2348円を目指しているのかもしれません。或いは、E計算値=2万0981円+(2万0981円-1万8948円)=2万3014円の可能性もあり得ます。

景気指標と反応がチグハグ

 しかし、その前に2月の米ISM製造業景況感指数や消費者態度指数が下振れしたにも関わらず、米10年長期債の利回りが跳ね上がっている理由が見当たりません。ドルは長期債の上昇を理由に買われているはずですが、昨日発表された日本のマネタリーベースが3カ月連続で低下したことは円高要因です。どうも景気指標とマーケットの反応がチグハグしており違和感を覚えます。

慎重姿勢で見守る

 今週末は日本はメジャーSQ、米国は雇用統計と重要なスケジュールがあります。マーケットに逆らう訳ではありませんが、ここでは慎重姿勢で見守りたいと思います。

日々勇太朗




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