転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

続伸も後場値を消す

 昨日の東京株式市場は続伸となりました。先週末の米国市場が高かったこと、週末に発表された中国の製造業PMIが50を回復したこと、更に日銀短観における想定為替レートが前回12月から2円程度円高になったことで、大企業製造業のDⅠ悪化も足元の為替レートが想定レートより円安に推移していることを好感。また、新元号発表前のご祝儀的な買いもあったものと思われます。しかし、発表後の後場に入ると早くも利食い売り、戻り売りが出て値を消す展開となりました。

高値切り下げパターン脱せず

 高値は2万1682円までありましたが、3月4日の2万1860円、3月22日の2万1713円、そして昨日と高値切り下げのパターンから脱せない状況です。日足は実態部分が9円の陽線で173円の上髭を引きました。戻り売り圧力が強かったことが伺えます。高値切り下げパターンを崩す上昇がないと相場は下へと向かわざるを得ません。

年末は安いと考える必要

 ところで、今年1月~3月の月足は1月、2月が上昇、3月は下落となりました。戦後の株式市場では1958年、1967円、1998年、2007年と過去4回〇〇●のパターンがありました。この4回の年足は1勝3敗という結果になっており、年末は安いと考えておく必要がありそうです。

日々勇太朗




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