転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

上値相当に重たい印象

 上海市場も米国市場も順調に戻り高値を更新する勢いのある上昇が続いています。しかし、東京市場は寄り付きこそ高く始まりますが、時間の経過とともに値を消す展開が続いています。昨日の日経平均株価は米国市場の3連騰を受け235円高スタートとなりました。しかし、寄り付き高値となり、その後はズルズルとマイナス圏に落ちてしまいました。日足はほぼ陰の丸坊主に近い形であり、上値が相当に重たい印象です。

上目指すには長期線ブレイクが必要

 月足のチャートみると2万1641円に24カ月移動平均線が走っています。現在、右肩上がりとなっていますが、その上には12カ月移動平均線が2万1933円に走っており、こちらは右肩下がりとなっています。株価がこのまま膠着となるならば来月にはデッドクロスしそうであり、海外市場同様に上を目指すためにはこの長期の移動平均線をブレイクする必要があります。

10連休控え厳しい展開も

 時間ばかりが経過して、このままグズグズするようであれば、10連休を控えているため厳しい展開もあり得ます。4月相場は前半勝負で中盤以降はキャッシュポジションを高めるべきと考えておりますが、今週の動き次第では来週早くも現金化せねばならないかもしれません。昨日は新興市場が大崩れとなりマザーズ指数は75日線割れとなりました。ジャスダックも25日線割れであり、25日線自体が下向きに転じてきました。日本市場特有の動きとなってきており、今後の動向には目が離せません。

日々勇太朗




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