転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

ボックス相場下放れ

 昨日の東京株式市場は4日続落となりました。TOPIXに続き日経平均も60日移動平均線を割り込んできました。一目均衡表では雲上限にタッチしてきており、遅行スパンが日々線に接近してきました。そろそろ一度は反発局面が出てきそうな位置取りとなってきましたが、TOPIXの一目均衡表では完全に雲の下限を割り込んでしまったことで、昨年12月以降の上昇が終わったことを示しています。なによりもTOPIXは3月安値以降のボックス相場を下放れてしまいました。13週や26週移動平均線も割り込んだことで、下降相場入りが確定です。

買いはもっと引き付けて

 ただし、日足は二空形成となっていますので、三空形成となった場合はリバウンド機運が高まるでしょう。NT倍率は相変わらず13.8倍程度と過去最高水準に位置しており、今後は日経平均の下落率がTOPIXをアウトパフォームするのではないかと思われます。日経平均採用銘柄ではないにも関わらず連動性の高いキーエンスの株価が崩れ出してきました。空売り残が多く頑強なSBGとファーストリテイリングが崩れ出せば、2万円攻防へと移りましょう。買いは冷静にもっと引き付けてからということになります。

日々勇太朗




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