転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

反転の切っ掛け掴めず

 昨日の東京株式市場は6日続落となりました。なかなか反転の切っ掛けを掴めない状況の東京市場。4月24日に高値をつけてから、ザラ場の安値更新は昨日で6日間ですが、TOPIXのほうは高値が4月17日であり、ザラ場の安値更新は8日間を数えます。酒田五法では「新値八手、十手」とあり、そろそろ自律反発も期待できます。

自律反発あっても短期間

 しかし、本日にも20日線と60日線がデッドクロスしてきます。日経平均はまだまだデッドクロスには時間的な余裕がありますが、昨日の下落で26週線を割り込んできました。既に下向きに転じた52週線、上昇を続ける13週線も割り込んでおり、自律反発があっても短期間だと思われます。

買い方総崩れで底抜け

 何よりも日経平均には5月8日、9日に下放れ二本黒が示現しています。下落相場で窓を開けて陰線が出現し、翌日も陰線となった状態のチャートのことです。下落途上で、窓を空けて現れた陰線は、それが底打ちとなって小さく反発する場合も多いのですが、二日連続して陰線が続くようであれば買い方が総崩れで、底が抜けてしまうことになります。

昨年は10月高値後12月末まで下落

 昨年10月高値後の下落時にも出現しました。10月9日~10日の時です。その後は自律反発を交えながらも12月末まで下落が続いたことは記憶に新しいところです。昨年10月高値後の下落時にも出現しました。10月9日~10日の時です。その後は自律反発を交えながらも12月末まで下落が続いたことは記憶に新しいところです。

二番底もしくは二段下げへ

 足元のテクニカルチャートの悪化により年始からのリバウンドは終了した可能性が高く、ここより二番底形成もしくは二段下げ相場へと向かうものと思われます。個別銘柄を攻める場合は短期勝負で、指数関連は戻り売りもしくはヘッジ売りが必要となりましょう。

日々勇太朗




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