転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

前回は1万6901円まで急落

 日経平均はとうとう7連敗となってしまいました。5連敗、6連敗は度々ありますが、7連敗は2016年3月29日~4月6日まで遡らねばなりません。この時はアベノミクス相場の最初の山が前年6月30日に2万0952円でピークアウト。同年9月には1万6901円まで急落していきました。

その後二段下げで二番底形成
 その後中間反騰に移り、12月に2万0012円までリバウンドしますが、年明け2月には1万4865円まで再度急落。6月24日に1万14864円の二番底形成をする前の自律反発局面で4月に1万7613円まで戻る過程のことでした。二段下げ後の戻り過程だっただけに、リバウンドの勢いが止まると手仕舞い売りが一斉に出たということなのでしょう。

今回は二番底形成への出だし

 今回は昨年10月2日に2万4448円でアベノミクス相場第二ラウンドがピークアウト。年末の12月26日に1万8948円で一番底を形成し、中間反騰が本年4月26日の2万2362円で確定。二番底形成へ向けての出だしでの7連敗という推移です。

前提条件崩れ投げ売り

 足元4カ月間は米中交渉が合意するといった楽観ムードに加え、年後半には世界景気が回復に向かうだろうといった期待先行により海外勢が大量買い越ししていました。前提条件が崩れたことで、一気にポジション調整の投げ売りが続いているということでしょう。投げが一巡すれば需給改善から比較的リバウンドしやすい環境と考えられます。

ジリジリと日柄調整へ

 しかし、あくまでも短期的なリバウンドに過ぎず、その戻り過程では新たに売りポジションが組まれるかもしれません。昨年10月高値から12月安値までの下落過程は60営業日数でした。その後、4月24日までの中間反騰局面は78営業日数です。その高値からはまだ8営業日しか経過していません。下げの初動と考えられ、今後はジリジリと日柄調整へと移るのではないでしょうか。

日々勇太朗




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