転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

戻り売りに失速

 昨日の東京市場はNY市場高を反映し買い先行のスタートとなり、一時132円高の2万1404円高値までありました。しかし、戻り売りに上値が抑えられて失速しました。

ファーウェイ猶予措置も…

 前日のNY市場ではファーウェイとの取引禁止について、一部の取引を3カ月間認める猶予措置を発表したことから過度な警戒感が和らぎ、前日売り込まれた半導体関連銘柄が上昇しましたが、猶予期間は8月19日までと短い上に、猶予対象は既存ネットワークの保守や、スマホ向けソフトの更新などに限定されます。

NYダウ再度下値模索の可能性

 この点から見ても、好材料としての持続性は期待できそうにないと思われます。NYダウは明日にも2万6030ドル近辺で20日線と60日線がデッドクロスします。ここを一気にぶち抜くイメージは筆者にはなく、再度下値模索の可能性があると考えます。

騰落レシオ80%も反発機運なく

 結局、日経平均はわずか10円高の2万1283円で取引を終了。一方、TOPIXは4.09ポイント安の1546.21と続落し5日線を割り込みました。騰落レシオが80%前後だから経験則から底値圏だという意見を聞きますが、80%前後で既に11営業日数を経過しており、反発機運がないことが逆に弱気にさせるところです。

引き付けて買い場を探す

 昨年12月は65%まで低下する局面もあったことからもう一段の下落待ちです。前日は安値圏から反発しましたが、上海市場の足が悪く、恐らく上海が再度崩れて日経平均も短期急落の可能性を考えます。そこまで引き付けて買い場を探すことになりましょう。

日々勇太朗




株式情報と相場見通し

Pocket