売り目線銘柄1つ【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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値上がり銘柄数大きく上回る

 昨日の東京株式市場はマチマチの展開でした。日経平均は小幅に5日続落となりましたが、TOPIXは小幅に5日ぶりの反発でした。日経平均は5営業日でザラ場約1000円下落したことで、売り飽き気分も出てきました。指数はわずかな値動きでしたが、値上がり銘柄数(1515)が値下がり銘柄数(576)を大きく上回りました。

リバウンドに移れるか

 なによりも筆者が注目していたのは2万0404円に位置する一目均衡表の雲下限を遅行スパンが下回るかどうかでした。ザラ場では割り込んでいましたが、大引けではわずかに戻してきました。本日より雲の下限は上昇に転じます。それに沿ってリバウンドに移れるのかどうかに注目しましょう。

5日線近辺で戻り売り

 一時的なリバウンドとなった場合の上値の目処は直近の日足の窓埋めとなる2万0581円や2万0673円を走る5日移動平均線近辺ではないかと考えます。そこでは戻り売り対処が必要でしょう。

ストップロスオーダー置いて空売り

 先日はSBG、HOYAの2銘柄をヘッジ売りとしてご紹介しました。本日は京セラ(6971)を取り上げたいと思います。4月25日に発表された好決算により翌日は買い先行となりましたが、年初来高値圏でほぼ十字足の日足を形成し、その後はジリジリと下値を切り下げてきました。
 一昨日は60日線を割り込みましたが、昨日は60日線まで回復。しかし、5日線と60日線がデッドクロスを示現しました。一目均衡表では雲の中に位置しており、日足転換線まで戻してきました。この局面では6790円近辺の20日線ないし、6880円近辺の基準線にストップロスオーダーを置いて空売りと考えます。

日々勇太朗

相場見通し

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