買い場接近?【転ばぬ先のテクニカル】

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円高進行を嫌気

昨日の東京株式市場は反落しました。米連邦公開市場委員会(FOMC)前ですので、静かな取引が予想されていましたが、豪中銀が発表した議事要旨で「労働市場や経済全般の余剰生産能力の規模を踏まえると、今後、金融政策のさらなる緩和が適切となる可能性の方が大きいとの点でメンバーは一致した」ことが判明。豪ドル安が進行したことで、ドル円でも円高が進行したことが嫌気されたものと思われます。

FOMCへ期待と不安

また、今回のFOMCでも当局のメッセージがどのようなものになるのか、市場は期待と不安に苛まれています。前回の声明では「辛抱強い姿勢」を堅持するとしていましたが、マーケットは低インフレ、成長減速、そして米貿易政策の不透明感で米債利回りが足元急低下しています。当局が利下げの用意があることを匂わせないと、ストックマーケットが混乱する可能性があります。ドット・チャートの下方修正やバランスシート縮小の前倒しなどをマーケットは望んでいるものと思われます。

変化日は今週末ないし25日

日経平均は2万1000円大台割れで取引を終えました。5日線、20日線を割り込みました。また、一目均衡表では転換線を割り込み、遅行スパンは雲下限を割り込んできました。お伝えしている日柄変化日は今週末21日ないし来週25日です。この変化日に向けて急落していくならば、買いの手を振るところとテクニカルからは考えられます。

日々勇太朗




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