転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

60日線がサポート機能

 昨日の東京株式市場は続落となりました。日経平均株価は一時2万1380円まで売られ60日線にタッチ。一般的に移動平均線の解説に登場する25日線も同位置を走っており、ここではサポート機能を発揮しました。ただ、SBGとファーストリテイリングの下落の影響が大きく、TOPIXでみると大きな動きはありませんでした。そのTOPIXも60日線タッチから切り返し、20日線まで戻しました。

60日線割るまで押し目買い

 閑散な相場ですので、少し下げると嫌な気分にさせられますが、移動平均線のサポート機能が発揮されているところを見ると、少々下げても投げ売りする必要はないように感じます。終値ベースで60日線を明確に割り込むまでは押し目買いで良いように思います。

バルテスは1800円近辺へ

 個別銘柄ではバルテス(4442)が一時1725円まで買われ、ご紹介後の高値を更新しました。このところそこそこの出来高をこなしており、累積出来高の多い1800円近辺までは短期で期待できそうです。一方、掲載後すぐに急騰したアドベンチャー(6030)は60日線タッチ後は失速。昨日は5日線と20日線がデッドクロスしてしまいました。もしまだ保有している投資家がいらっしゃれば戻り売り対処でしょう。5日続落ですから、本日あたりから反発機運も出てきましょう。

リプロセル出来高伴えば一発高

 今日はリプロセル(4978)に注目してみたいと思います。バイオベンチャーで決算は大赤字、しかも継続前提に重要事象付きというボロ株ですので大上段に構えてお勧めできる銘柄ではありません。その辺りは十分に気を付けていただきたい、ある意味博打株です。
 しかし、テクニカルチャートでは16日が寄り付きと引け値が同値の十字足のローソク足を形成し、昨日は小さな上髭付きの陽線形成。上値は5日線に押さえられた形ですが、20日線と60日線がゴールデンクロスしてきており、出来高が伴えば一発高が期待できそうに映ります。ただし、繰り返しますが継続疑義付きですので、ロスカットできない投資家にはお勧めできません。

日々勇太朗




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