転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

追加利下げ期待後退

注目のFOMCは予想通り0.25%の予防的利下げを決定しました。パウエルFRB議長は会見で「長期的な利下げサイクルではない」と発言。このことで追加利下げ期待が後退し、NYダウは一時478ドル安まで急落しました。市場の反応に驚いたのか「利下げは1回だけではない」と発言を修正。それによりNYダウは333ドル安まで戻して取引を終えました。

円安が進行で急速に戻す

それを受けた今朝の東京株式市場は寄り付き直後に一時233円安の2万1288円まで下落しました。しかし、タカ派的なパウエル発言によりドルが買われ、ドル円は109.20円近辺へと円安が進行。日経平均は急速に戻す展開となりました。

60日移動平均線が機能

昨日の安値は60日移動平均線(2万1289円)が機能した形です。5日移動平均線と20日移動平均線が2万1580円近辺でデッドクロスしかけていますが、ここを抜け出すことができれば一時的な押し目形成と見るところでしょう。

ドル円7月10日高値抜く

ドル円は109円台を回復し、7月10日高値を抜いたことで日足二段上げとなりました。5日線と60日線がゴールデンクロスしてきており、20日線も右肩上がりへと転換してきました。一目均衡表の雲上限が109.57円に位置しており、ここを突破すると110.76円(V計算値)、111.20円(E計算値)あたりを目指すことになりましょう。

個別重視で動く月

FOMCが通過しましたので、8月相場は米議会も夏休み入りとなり手掛かり材料の乏しい月となります。一般的に海外投資家は例年8月は日本株を売り越すケースが多く、本邦市場ももみ合い終始ではないかと思われます。個別重視で動く月と思われます。

日々勇太朗




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