転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

独財政出動検討と伝わる

 昨日の東京市場は反発しました。先週末の海外市場では中国、ドイツが景気対策に財政出動を検討といった話しが伝わりました。中でもドイツは4~6月期にマイナス成長となったことで、ショルツ財務相は経済危機に陥る場合、政府として500億ユーロ(約5兆9000億円)相当の追加支出が可能と具体的な数字に言及しました。そのため16日のNY市場ではダウ平均が続伸し、14日の800ドル安の半分を取り返しました。

経済シンポジウム控え様子見

 今週はなんといっても週末のジャクソンホール経済シンポジウムに注目となります。マーケットでは既に「9月のFOMCで0.5%の利下げも」という声が強まっていますが、前回7月末のFOMCでも、2人の委員が利下げに反対し、「政策金利の据え置き」を主張していました。一枚岩ではないために、パウエル議長がマーケットの催促にどのような手腕を発揮するのか、発揮できるのかは非常に興味深いところであり、今週のマーケットは各国ともに様子見となるのではないでしょうか。

ドル高でトランプはFRBを攻撃

 世界全体で推計16兆7000億ドル(約1777兆円)相当にのぼるマイナス利回りの債券に象徴される超低金利。それ故に世界全体でみるとドルが高い状況となっており、トランプ大統領のFRBへの攻撃が続いている訳です。

個別勝負も好業績銘柄はパッとせず

 日経平均は続伸しました。しかし、売買代金は1兆5000億円台とお盆休み中以上の閑散となっています。日足は再度窓を空けました。5日移動平均線を回復しましたが、窓空け上放れの度のことで、このところ日替わりメニューのようなものです。5日線自体の下げは緩やかになりつつあり、まずは上向きに転じることができるのかどうかです。このような相場ですので個別銘柄勝負と言いたいところではありますが、このところ好業績銘柄もパッとしない状況となってきました。

割り切ってデイトレ

 ある程度割り切ってデイトレに徹するほかないようです。昨日のUUUM(3990)のように60日線に接近したら買いを入れ、噴いたら短期利確。もし割り込んだ場合は素早くロスカットすることをお忘れなく。

日々勇太朗




株式情報と相場見通し

Pocket