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調整色が濃くなる
昨日の東京株式市場は続落となりました。米中閣僚級会議の開催日程が公表されましたが、一方でトランプ米政権が中国企業への証券投資の制限を検討といったニュースが重なり、前進と後退が同時進行して、着地点が見えないことを嫌気したと思われます。先週もお伝えしておりましたように、調整色が濃くなってきました。5日移動平均線が下向きに転じてきており、20日移動平均線(30日現在:2万1540円)に接近してきました。
NYダウは2週続落
NYダウは先週は2週続落となりました。直近高値からは大きな落ち込みとはなっていませんが、20日移動平均線を割り込み、5日移動平均線と20日移動平均線とのデッドクロスの接近とともに60日移動平均線(2万6665ドル)が視界に入ってきました。ナスダック総合指数は既に各移動平均線を割り込んでおり、一目均衡表でも雲下限を割り込みだしています。
ドル円は右肩上がり
幸いなことにドル円が20日移動平均線と60日移動平均線とのゴールデンクロス示現後もそれらをサポートとして右肩上がりの形を保っています。107.50円や107.20円を割り込まない限り問題はないでしょう。
日柄ないし値幅調整
ここでの調整は日柄ないし値幅調整期間という解釈です。まだ慌てて手を振る場面ではなく、しばし様子見となります。
日々勇太朗
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