REIT指数に天井感【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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調整はまだ不十分

昨日の東京株式市場は反発しました。上値は2万1938円までありましたが、5日移動平均線に上値は抑えられた形です。9月19日高値(2万2255円)からは日柄6日間が経過。8月安値から31日上昇期間に対する日柄調整としてはまだ不十分と感じます。暫し横ばいで時間経過を待つか、再度押し目形成により値幅調整をするのかどちらかでしょう。

調整完了サインは9月配当落ち埋め

この調整完了サインは9月26日終値の2万2048円を越えることです。それは即ち9月の配当落ちを埋めることを意味します。TOPIXでは1623.27ポイントが配当落ちを埋めるポイントであり、当面、両指数がこれらのポイントを越えられるのかどうかが注目点となります。

REITは利食い優先

ところでピークアウト感が出てきた指数は東証REIT指数です。日銀のマイナス金利政策故に地銀などが相当額のREITを購入してきた筈ですが、東証REIT指数は9月26日、27日と連続して上髭形成となり、30日には陰線包み足に近い足。そして昨日は下放れてきたことで目先天井を打った可能性が出てきました。この2年間、押し目らしい押し目もなく上昇を続けてきましたので、REITに関しては利食い優先という目で見ていく必要がありそうです。

日々勇太朗




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