10月9日変化日【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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NY大幅続伸も反落

週明け7日の東京株式市場は反落となりました。注目された米9月の雇用統計で、非農業部門の雇用者数は前月比13万6千人増と市場予想(14万5千人増)を下回りましたが、7月と8月の雇用者数が上方修正されたことに加え、9月の失業率が0.2ポイント低下の3.5%と1969年12月以来49年9カ月ぶりの低水準を記録。
しかし、直近3カ月の米雇用の伸びの平均は15万7000人にとどまり、昨年一年間平均の22万3000人から大きくペースダウンしています。このため、時期尚早とは言えリセッションが意識されたのでしょう。次回FOMCでの利下げ期待もあり、NY株式市場は大幅続伸で返ってきました。

週を通して閑散予想

しかし、今週はなんといっても週末10~11日に予定されている米中閣僚級協議が最大注目点であり、海外メディアなどは中国が通商協定の合意に消極的と伝えられたことで手が伸びませんでした。日経平均は4日の陽線に対し差し込の陰線形成。下値は60日線や一目均衡表の基準線が意識され下げも限定的ですが、出来高、売買代金は急減しており、週を通して閑散な展開が予想されます。

調整一巡なるか

今週は変化日が到来します。昨年12月26日安値を中心に一昨年3月26日から昨年12月26日安値までの189日から更に189日経過する対等日柄が10月9日となり、ここで調整一巡となる変化が見られるかに注目です。

日々勇太朗




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