調整完了の兆し【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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半導体関に牽引され反発

 昨日の東京株式市場は反発しました。特に材料が見当たりませんでしたが、一昨日といい、昨日といい、米国市場と真逆の動き。天邪鬼な相場に見えますが、調整も一巡しつつあるのかもしれません。敢えて上げるならば、韓国サムスン電子の第3四半期決算が市場予想より減益幅が縮小したということでしょうか。アドバンテストが年初来高値を更新するなど、半導体関連銘柄が相場を牽引した形です。しかし、出来高をみるとそんなに膨らんだ印象もなく、売り長銘柄の買い戻し主体であったようです。

60日線がサポート

 日経平均は先週金曜日に2万1276円まで下げ、60日移動平均線が下値をサポート。昨日の上昇で5日移動平均線(2万1491円)を回復してきました。一目均衡表でも2万1308円に走っていた基準線に支えられての反発です。基準線は昨日段階で2万1405円に上昇してきており、60日線や基準線を割れない場合は値幅調整完了の可能性が高まります。

2日~3日の日足窓埋め

 25日騰落レシオは10月2日の141%から昨日は129%まで低下してきましたが、一方で牛熊レシオの日経平均型は一昨日の28%をボトムに昨日は38%に上昇。TOPIX全銘柄でも一昨日の41%をボトムに昨日は54%に上昇しました。週末の米中貿易協議の結果次第ではまだ予断は許せませんが、10月2日~3日に残している日足の窓である2万1725円までを埋めれば調整完了サインです。

日々勇太朗




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